伊万里ＶＳ大阪桐蔭、きょう対戦　両監督に聞く　／佐賀

　＜センバツ甲子園＞

　第９０回記念選抜高校野球大会で、伊万里は第４日の第２試合（２６日午前１１時半開始予定）で大阪桐蔭（大阪）と対戦する。伊万里の吉原彰宏監督（４３）と大阪桐蔭の西谷浩一監督（４８）に互いのチームの印象や意気込みなどを聞いた。【池田美欧、加藤佑輔】

伊万里・吉原監督、全打者に注意し全力で

大阪桐蔭・西谷監督、力を合わせて初戦突破

　－－相手校の印象は。

　吉原監督　一人一人のレベルが高く、投手もたくさんいて、１４０キロを投げる投手もいる。全国トップの学校。

　西谷監督　犬塚晃海主将（３年）を中心に非常にまとまりがあり、短時間の中でも工夫して練習に取り組んでいるという印象。

　－－自チームの状態は。

　吉原監督　しばらく雨でグラウンドでの練習ができていないが、選手のけがは無いので、体調だけはしっかり整えて臨みたい。

　西谷監督　甲子園に入り、「優勝旗を必ず持ち帰る」と選手たちの気持ちも高まっている。良い状態で初戦に臨めると思う。

　－－警戒している選手は。

　吉原監督　藤原恭大選手（３年）や中川卓也主将（３年）など、挙げればきりが無い。全ての打者に注意し、全力で戦いたい。

　西谷監督　犬塚主将が先頭打者としてチームを引っ張っているので、彼をしっかり抑えたい。山口修司投手（３年）など投手陣についてもしっかり対策したい。

　－－チームの強みは。

　吉原監督　個々の能力はあまり無いが、全員で一つのことにまとまって取り組んでいる。

　西谷監督　下級生から甲子園で試合に出場している選手も多く、経験豊かな部分は強み。

　－－初戦への意気込みを。

　吉原監督　甲子園でしか対戦できないチームだと思うので、精いっぱい頑張りたい。

　西谷監督　昨秋から、春の頂点を目指して頑張ってきた。力を合わせて初戦を突破したい。