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【カイロ篠田航一】内戦が続くシリアのアサド政権軍は24日までに、反体制派が立てこもる首都ダマスカス近郊の東グータ地区の9割を制圧した。在英民間組織・シリア人権観測所が明らかにした。政権軍と交戦する反体制派のうち、武装組織「アフラル・シャム」など一部勢力は政権軍との交渉で「撤退」に合意し、22日に退避を開始。バスに分乗し、国内のもう一つの反体制派拠点である北西部イドリブ県に向かったという。
政権軍はなお同地区に残る武装組織「イスラム軍」に撤退を呼びかけており、完全制圧を目指している。
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