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第103回全国高校野球選手権

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第90回選抜高校野球

アスレチックトレーナー・庄司智則さん 体づくり支える 日大三ナインから信頼厚く /東京

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選手たちを支えるアスレチックトレーナー、庄司智則さん(左端)=兵庫県宝塚市で 拡大
選手たちを支えるアスレチックトレーナー、庄司智則さん(左端)=兵庫県宝塚市で

 <第90回センバツ>

 第90回記念高校野球大会に出場している日大三(町田市)は2回戦の三重戦(大会第7日)に向け、兵庫県内の野球場で調整に余念がない。練習に励む選手に同行し、体調管理に気を配るのが、アスレチックトレーナーの庄司智則さん(44)だ。選手の相談相手もこなすなどチームを支えている。

 「今日の調子はどうだった?」「よし、次はこの筋肉を鍛えていこう」。庄司さんは、練習を終えた中村奎太投手(3年)らに声をかけながら、上半身を入念にマッサージしていく。中村投手は「庄司さんがいてくれるから安心して練習できます」と表情を緩める。

 日大三野球部の面倒を見るようになったのは2006年。帝京大で講師を務めながら週に1度、三高に通い、投手や故障した選手の体をケアしたり、一部の練習メニューを決めたりするなど体づくりに関わってきた。

 庄司さんはこう話す。「選手たちが、自分の体に関する知識を身につけられるようにしたいと思っています」。というのは「トレーニングをこなすだけでなく、なぜこのトレーニングをするのか。選手が、より高いレベルで活躍するにはそうした知識が不可欠です。私には、体に関する教育者の役割がある」と考えているからだ。

 小倉全由監督は「体づくりを支えてくれ、チームにとって欠かせないスタッフ」と全幅の信頼を寄せる。「直接指導する自分や三木(有造部長)に言いづらい心配事や悩みも庄司さんなら相談できると思う。選手たちの心も支えてくれている」と感謝する。

 チームはセンバツで7年ぶりに勝利し、勢いに乗る。庄司さんは「試合で力を十分に発揮できるよう、万全の体調で臨めるよう、支えていきたい」と話している。【蒔田備憲】

〔都内版〕

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