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吉田正仁の地平線を追って

/48 ルート66を歩く /鳥取

アメリカの映画や歌に描かれてきた「ルート66」=吉田正仁さん提供

 何の前触れもなく朝の冷え込みが厳しくなり、氷点下の気温となった。冬服を取り出し、手袋を装着して歩き始める。日照時間も短くなり、少しでも距離を稼ぐため、日没まで歩く事もしばしばだ。

 テント設営場所を探し求めて歩く夕方、家々の窓からは灯(あか)りが漏れ、煙突からは煙が上がっている。すれ違う車は帰宅途中で、家に帰れば家族の団らんがあるはずだ。ここには帰る場所がないという現実を無性に寂しく思い、孤独を感じる。クリスマスツリーの電飾を見て、12月に入った事を知った。日本の師走は好きだけど、寒空の下で過ごすアメリカの12月はどうも好きになれない。

 アメリカではフリーウエイという高速道路を歩く事ができる。路肩は広々として快適だが、交通量は多く、た…

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