連載

熱血!与良政談

長年、政治の裏側を取材してきた与良正男専門編集委員が、永田町に鋭く斬り込みます。

連載一覧

熱血!与良政談

安倍政権の統制体質=与良正男

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
前川喜平前事務次官の講演に関して、文科省への照会などについて説明する赤池誠章参院議員=自民党本部で2018年3月20日午前9時19分、佐々木順一撮影
前川喜平前事務次官の講演に関して、文科省への照会などについて説明する赤池誠章参院議員=自民党本部で2018年3月20日午前9時19分、佐々木順一撮影

 結局、この人たちが狙っているのは戦前への回帰ではないか。そんな思いをますます強くする。前川喜平前文部科学事務次官が名古屋市の中学校で行った授業をめぐる一件だ。

 文科省が経緯や中身を報告するよう相当威圧的に市の教育委員会に求めたのは、自民党文科部会長を務める赤池誠章氏らが、この授業を問題視したのが始まりだった。少なくともそれは間違いないだろう。

 ではなぜ問題視? 「加計」問題で前川氏が安倍政権に反旗を翻したから以外に理由は見当たらない。

この記事は有料記事です。

残り682文字(全文902文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集