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第94回センバツ高校野球

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第90回選抜高校野球

日大山形の奮闘振り返る 好機に一本出ず “泥くさい”プレーはできた /山形

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【日大山形-智弁学園】四回表日大山形1死満塁、鹿野が投前スクイズを決める=阪神甲子園球場で 拡大
【日大山形-智弁学園】四回表日大山形1死満塁、鹿野が投前スクイズを決める=阪神甲子園球場で

 <第90回センバツ>

 第90回記念選抜高校野球大会に出場した日大山形は25日の2回戦で、智弁学園(奈良)に3-5で惜しくも敗れた。出場校中トップのチーム打率(4割2分3厘)を誇る強豪校と接戦を繰り広げたナインの奮闘を振り返るとともに、夏に向けた課題を考えた。

 試合後、荒木準也監督は「夏までに打ち勝てるチームにしたい」と語った。安打数は智弁と同じ9、失策も智弁の1に対し0と、日大山形らしく堅守と小技の“泥くさい”プレーを実行できたものの、残塁数は相手の倍の10。好機にあと一本が出ず、涙をのんだ。

 四回の攻撃では、渡部雅也選手(2年)の二塁打、西島好亮選手(同)の内野安打などで1死満塁とし、鹿野航生選手(同)のスクイズで先制点を奪った。直後に同点に追いつかれた五回でも、高橋殿馬選手(3年)の三塁打と渡部選手の単打で再び勝ち越し、前半は荒木監督が理想とする試合のリズムを作ることに成功した。

 だが、悔やまれるのは、中盤で逆転された後、近藤皓介投手(3年)の適時打で1点差に詰め寄った八回だった。1死一、三塁と1打同点の好機に、鹿野選手が三振、橋本魁選手(2年)が内野ゴロに倒れ打線がつながらなかった。荒木監督は「一気にいかないといけない場面だったが、(六回から登板した智弁の)2番手の変化球に対応できなかった」と悔やむ。

 先発・佐藤洸太投手(3年)は五回まで被安打3、降板した七回途中までの奪三振は7。荒木監督は「制球力もいつも通り良かった」と評価したが、佐藤投手は「後半スタミナと集中力不足だった」と課題を吐露した。救援した近藤投手も、1点差の八回に本塁打を浴び、点差を広げてしまった。「外を狙い、甘く入ってしまった。夏に向け、甘い球をほぼゼロにしていかないと甲子園では勝てない」と唇をかんだ。【的野暁】

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