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公示地価

県内住宅地2年連続上昇 商業地も3年連続 前年比、幅拡大 景気安定、低金利背景に /広島

9年連続で広島県内の商業地の最高価格地点となった広島市中区八丁堀15-8のビル=竹内麻子撮影

 国土交通省が27日発表した公示地価(1月1日現在)で、県内の平均は住宅地、工業地共に2年連続で上昇した。商業地も3年連続で上昇し、いずれも前年に比べ上昇幅が拡大した。同省は、景気が安定していることや低金利などが背景にあるとみている。県内の調査対象は639地点。【竹内麻子】

     住宅地は、平均変動率が前年比0・4ポイント増の0・6%増に拡大。広島市内は安佐北区を除き上昇し、特に都心の平地や大型店近くで利便性が高い地域の上昇率が高い。東広島市は0・8%増で上昇幅も拡大した。一方、福山市、呉市、大竹市など下落した15市区町の大半で下落幅が縮小した。

     商業地は、平均変動率が前年比0・5ポイント増の2・0%増に広がり、広島市内全8区で上昇した。特に東区は前年比1・3ポイント増の4・0%増と高い上昇を見せ、JR広島駅周辺の再開発などでさらに発展が期待されているとみられる。福山市は中心部に商業施設が開店するなどして1・0%増(前年は0・8%減)と上昇に転じた。JR福山駅南側の市内最高地も下落から横ばいになるなど、停滞気味だった駅前商業地に改善の兆しがみられる。呉市も0・3%増(同0・4%減)と上昇に転じたが、上昇する中心部と下落が大きい郊外との地域差が鮮明となった。

     工業地は平均変動率が前年比1・1ポイント増の1・3%増と上昇幅を広げた。広島市は上昇を続け、福山市、呉市は下落から上昇に転じた。人口が多い都市に近い地域は物流施設としての需要が高く、地価上昇の一因となっているという。東広島市も高速道路に近い地域の需要が高く、上昇幅を拡大した。


    住宅地の地価トップ3◇

       住所                   価格    変動率

    (1)中区中町9-5              1230  6.0

    (2)中区上幟町7-12             740  7.4

    (3)中区西白島町9-16            334  5.4

    商業地の地価トップ3◇

    (1)中区八丁堀15-8            2880  9.5

    (2)中区堀川町6-14            2860  9.2

    (3)中区新天地2-1             2150  8.6

    住宅地の下落率ワースト3◇

    (1)西区己斐上5-949-8           35 ▼6.7

    (2)安佐北区大林1-1-37           31 ▼6.3

    (3)江田島市江田島町切串3-6-8        25 ▼6.0

    商業地の下落率ワースト3◇

    (1)東広島市河内町中河内五反田1202-7    26 ▼6.4

    (2)東広島市安芸津町三津西之原4246-32   43 ▼5.8

    (3)尾道市因島土生町塩浜1899-7       53 ▼5.0

     ※価格は1平方メートル当たり、単位は千円(千円未満は切り捨て)。変動率の単位は%、▼はマイナス

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