北朝鮮

金正恩氏、訪中か 交渉の後ろ盾確保狙う 平岩俊司氏・南山大教授(現代朝鮮論)の話

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 北朝鮮の要人が北京に滞在し、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との見方が強まっている。要人訪問を巡る中朝の狙いを聞いた。

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 中国訪問の北朝鮮要人が金正恩朝鮮労働党委員長であれば、目的は中朝関係を回復基調に戻してから今後予定されている米朝、南北の両首脳会談に向き合おうということだ。米国や韓国との関係を見据えた時に、まずは後ろ盾である中国との関係を安定的に維持し、協議を自分たちに有利に進めたい、ということではないか。

 2000年に当時の金正日(キムジョンイル)総書記と金大中(キムデジュン)韓国大統領(ともに故人)が会談した際にも、金総書記は直前に中国を電撃的に訪問した。今回もそれを踏襲したというイメージだ。南北会談が予定されている中、文在寅(ムンジェイン)大統領に先立って中国指導部メンバーと会うことで中国への配慮を見せた形だ。中国にとってもそれは歓迎しうることだ。

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