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海外特派員がそれぞれの赴任先の「街角」で感じたことを届けるコラム。

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プリシュティナの奇跡 ウィーン支局・三木幸治

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 1日に数時間の断水があり、市内は塗装がはげたおんぼろのバスが走る。東欧コソボの首都プリシュティナは数年前まで、とても欧州の都市とは思えない有り様だった。市当局は汚職が横行し、機能不全に陥っていた。

 状況が変わったのは、シュペンド・アフメティ氏(39)が市長になった2013年からだ。米ハーバード大大学院で経済を学び、世界銀行勤務を経てコソボに戻ったのは10年。紛争を経て、08年に独立したばかりの祖国に「何か貢献したかった」と振り返る…

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