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経済観測

デジタル革命、高成長なるか=リコー経済社会研究所常任参与・稲葉延雄

 先進国経済は最近でこそ緩やかな拡大傾向にあるが、それでも近年は生産性の著しい鈍化傾向に悩んできた。生産性の上昇は賃上げの原資であり、豊かさの向上の原動力なので、ことは深刻である。日本経済も実は例外ではない。

 こうした生産性の鈍化傾向の背景としては、先のリーマン・ショックの後遺症といった要因に加え、これまでの技術革新が一巡したため生産性向上の種が尽きてきていることなどが指摘されてきた。先進国の金融政策が程度の差はあれ歴史的超低金利を維持しているのも、符合している。

 しかし、ごく最近ではデジタル経済化のうねりをビジネスに生かす動きが顕著で、成長加速要因としての認識が深まっている。実際、人工知能(AI)やロボットを活用した生産ラインの高度化や販売のオンラインマーケット化の動きが止まらない。

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