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バスの降車ボタン 押すと点灯、日本的気配り

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押す部分が本体より凹んでいるタイプ(右端)と、出っ張っているタイプ(中央)がある=曹美河撮影
押す部分が本体より凹んでいるタイプ(右端)と、出っ張っているタイプ(中央)がある=曹美河撮影

 バスを降りる時、誰もが一度は押したことがある降車ボタン。実はさまざまな種類があるのをご存じだろうか。降車ボタンに魅せられた横浜市の会社員、石田岳士さん(54)を訪ねた。

 木製の手作りボード(高さ約130センチ、幅約180センチ)に、びっしりと等間隔に並ぶ押しボタン。丸みを帯びた長方形のなじみのタイプから、まん丸や角張った見慣れないタイプまで、約130種類ある。「形も色も時期やメーカーによって違います」。自宅リビングで異様な存在感を放つ展示ボードを指さしながら、石田さんが解説する。一つ押してみると、ピンポーンという音とともに一斉に点灯した。

 幼い頃からバスが大好きだったという石田さん。4歳ですでに降車ボタンに並々ならぬ興味を持ち、新しい車体を見かけては乗ってボタンを押してみるという少年時代を過ごした。16歳の時、趣味で巡っていた車庫で廃車の降車ボタンをもらい、収集を開始。30年以上、全国各地を回って計約600個を集めた。これまで日本で使われたボタンの9割以上をカバーする。

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