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セルジオ越後氏、日本代表は「監督の去就しか見出しにならない」「20年で何も変わっていない」

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ウクライナ戦に先発した日本代表メンバー [写真]=Getty Images 拡大
ウクライナ戦に先発した日本代表メンバー [写真]=Getty Images
 日本代表は27日のキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEでウクライナ代表に1-2で敗戦。23日のマリ戦は1-1のドローだったため、3月の欧州遠征は1分1敗で終えた。

 ウクライナ戦後、サッカー解説者のセルジオ越後氏に話をうかがい、試合を振り返ってもらった。

「マリ戦と同じで収穫が無かった。メインとなる選手がいないし、本当にワールドカップに出る23人に残りたいんだという気持ちも感じられなかった。どっちがワールドカップに出場するチームだったのか、わからなかったよね。試合後、ウクライナの選手たちはトロフィーを掲げるときにとても喜んでいたが、それだけ試合に勝ったことが嬉しかったんだろうし、ハングリーだったということだ」

「今回の2試合で評価を上げた選手は、ケガなどで呼ばれなかった選手だ。出場した選手は差をつけることができなかった。デュエルの話はずっとされているが、この試合でもことごとく負けていた。ハリルホジッチ監督はなぜ森重や遠藤を連れて行ったのか?それも含めて采配だ」

「W杯予選を終えてから、勝ったのはニュージーランド、北朝鮮、中国。ハイチにも引き分けたし、ブラジルとベルギーに負け、韓国戦からの3試合では1分2敗だ。監督を替え得ざるを得ないという成績だよ。今の代表でニュースの見出しになるようなことは『この監督で大丈夫なの?』ということくらいしかないよね。日本のメディアは世界と総合的に比較しても、負けた時に静かすぎるよ。監督だけじゃなく、サッカー協会の責任を問う声が挙がらないよね?ハリルホジッチ監督を指名した会長や技術委員長がすでに協会を去っているということも責任の所在がわからなくさせてしまっているよ」

「本大会はもちろん運という要素もあるから、勝利する可能性もあるかもしれない。ただ、それは1998年に初出場してからこれまでと何ら変わらない。4年に1回の大会ごとに、それぞれの大会だけしか考えてこなかった。この20年で変わらなかったのであれば、同じことを続けていれば50年経っても変わらない。日本の育成を考えても、学校には“選手”はおらず、“生徒”しかいない。あくまでも“生徒”。それを変えていかないと日本サッカーは強くならない。学校、部活中心というその文化を変えなければいけないんだ。ユニバーシアードで優勝することが目標なの?」

「本大会に向けてやるべきことをやらなければいけない時間はもう終わってしまった。今、感じている気持ちは、4年前にブラジルで負けた直後に感じなければいけないものだった。その危機感は選手だけではなく、日本国民全員が、だ。本大会では自分たちが弱いということを認め、現実的な面白くないサッカーをしないといけないだろうね」

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