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クローズアップ2018

中朝首脳会談(その1) 中朝修復、対米切り札

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が電撃訪中し、中国共産党の習近平総書記(国家主席)との首脳会談が実現した。4月末に南北、5月までに米朝という二つの首脳会談を控え、大国・中国の後ろ盾がほしい北朝鮮、朝鮮半島の改善ムードの「蚊帳の外」に置かれて焦る中国。両者の思惑が一致した形だが、焦点の核問題については北朝鮮は「先代の遺訓」などの常とう句を使い、その本気度は明かさなかった。

 習総書記に手を差し出し、笑みを浮かべながら金委員長が握手する。訪問先の北京で歓迎される最高指導者の姿が、朝鮮労働党機関紙・労働新聞の28日付紙面を飾った。

 初めての外遊、初めての首脳会談。国際社会へのデビューの舞台として、金委員長は伝統的な友好国である中国を選んだ。その姿は、かつて電撃的に訪中した父・金正日(キムジョンイル)総書記と重なる。金委員長は今回、特別列車で秘密裏に移動して北京のみに短期滞在し、公表する時期も自身の帰国後とした。ただ、父親とは異なり、各国首脳の外遊のように夫人を同伴し、「自国は正常な国家である」との印象を国際社会に植え付けよ…

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