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日本語教師オンライン授業 外国人の子向け配信

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オンラインで受講する生徒のため、中継用のカメラ(左)に向かって語りかける講師=東京都福生市のYSCグローバル・スクールで2018年1月
オンラインで受講する生徒のため、中継用のカメラ(左)に向かって語りかける講師=東京都福生市のYSCグローバル・スクールで2018年1月

 日本の学校に通いながらも、日本語の読み書きが不十分な外国人の子どもが増えている。こうした子どもが教室で孤立するのを防ぐため、東京のNPO法人が日本語指導の専門家による授業のオンライン配信をしている。全国的にも始まったばかりの取り組みという。【奥山はるな】

 東京都福生市のNPO「青少年自立支援センター」が運営する「YSCグローバル・スクール」。1月中旬、外国にルーツがある学校帰りの子どもたちが、クラスごとに分かれて机に向かっていた。

 普通の学習塾と違うのは、ホワイトボードの正面に授業を中継するカメラがあることだ。自宅にいる子も授業を受けられるよう、インターネットを利用して映像を配信している。講師の前に置かれたモニターに、パソコンに向かう受講生が映り、講師と会話もできる。

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