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第90回選抜高校野球 「武者修行」実を結ぶ

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 <センバツ高校野球>

 宮崎県では2012年度から秋季大会上位校を3月に大阪と沖縄の強豪校に「武者修行」させて、レベル向上に取り組んでいる。今大会は同県から延岡学園と富島の2校が出場。52年ぶりの快挙という形で実を結んだ。

 この取り組みは県勢の甲子園優勝を目指してスタートし、当初は秋季宮崎大会上位4校を派遣。13年夏に延岡学園が宮崎県勢初の甲子園準優勝を果たすなど成果を上げたこともあり、16年度からは県高野連が引き継いで優勝校と準優勝校を派遣している。

 同県では毎年5月、全国の強豪校を招いて県上位校と対戦させているものの、春季近畿大会の時期と重なるため、関西の強豪校と試合できる機会は少ない。県高野連の鬼島秀晃理事長は「トップレベルの学校の練習場所を見るなど、相手の懐に入って学ぶことは大きい」と“アウェーの洗礼”を受ける意義を強調する。

 延岡学園は13年3月の遠征で大阪桐蔭に大敗したことで、小技を多用したスタイルに変え、夏の準優勝につなげた。今大会前に大阪に遠征した富島の浜田登監督は「強いチームと対戦するのは、甲子園を見据えた上で絶対に必要」と力を込める。今大会は延岡学園も含めて2校とも初戦敗退だったが、武者修行で得た教訓は今後生きてくるはずだ。【佐野優】

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