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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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日大三の井上投手「もっとストレート磨く」

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日大三先発の井上=阪神甲子園球場で2018年3月29日、長谷川直亮撮影 拡大
日大三先発の井上=阪神甲子園球場で2018年3月29日、長谷川直亮撮影

 ○三重(三重)8-0日大三(東京)●

 我慢できなかった。六回1死二塁、三重・浦口の大きな当たりが右中間フェンス際まで運ばれる。適時三塁打で均衡をついに破られた。日大三の井上広輝投手(2年)、「甘さが出た」。そこからは緊張の糸が切れたように、さらに2本の適時打を許し、この回限りで無念の降板となった。

 序盤は変化球を多めに投げ、相手が対応できるかを探るなど余裕があった。だが、味方の援護がなく、精神的に追い詰められた。六回は集中力も切れ、「真っすぐを無防備に投げてしまった」。浦口の先制打も高めに浮いた直球を捉えられた。

 それでも、2番手で6回無失点だった初戦の由利工(秋田)戦では、身長180センチの恵まれた体から140キロ台中盤の直球を連発。単発でなく、平均的に速い球速を出せる投手は数少なく、今大会で最も将来性を感じさせる右腕だった。「もっとストレートを磨き上げたい」。背番号11の2年生。甲子園でリベンジするチャンスは残っている。【新井隆一】

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