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安田賢治のここだけの話

東大推薦入試は大学の狙い通りになったが…

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 東大は2016年春から、それまで実施していた後期試験を廃止し、推薦入試に切り替えた。表1を見てほしい。これは東大最後の後期試験の時の高校別合格者トップ5だ。

     後期試験の募集人員は100人で理3は実施していない。その中でトップは開成の8人。開成は今年も東大合格者数が最多で、これは37年連続だが、過去の後期試験でも強かった。2位は灘の5人、3位は麻布、駒場東邦、聖光学院の3人。いずれも東大合格者数ランキングの常連校、しかも中高一貫の男子校で、後期試験は、前期試験の敗者復活戦と言われても仕方ない結果だったことが分かる。

     それが推薦入試では合格校が一変した。今年のトップ5は表2の通りだ。各校男女1人ずつしか出願できないので、どんなに多くても共学校で2人しか合格者は出せない。

     今年は前期試験で上位を独占する私立中高一貫校からの2人合格はゼロになった。広島、宮崎西は公立の中高一貫校だ。東大の推薦入試は地方の受験生や女子の獲得を目指すのが狙いだったが、それは果たせたといえよう。

     ただ、志願者数の推移は、この3年で173人→173人→179人でしかなく、合格者も募集人員100人に対し、77人→71人→69人にとどまっている。募集人員通りに合格者を確保できていないことは大きな課題といえよう。

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