- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

綾瀬市立図書館(同市深谷中1)は4月1日から、約1万2000タイトルの電子書籍を導入し、貸し出しを開始する。今後さらに導入数を増やし、2022年度末までに約2万タイトルにする計画だ。
今回の導入は、電子図書配信をするメディアドゥホールディングス(東京都千代田区)とオーバードライブ社(米国)が提携して行うシステムのサービスを使用して実施され、貸出期限が終了すると自動的に返却される仕組みになっている。
米国では9割を超える公共図書館で電子図書を導入しているが、日本の導入率は僅か5%ほど。15年から電子書籍を導入した潮来市立図書館(茨城県)を所管する同市生涯学習課は「子育て中の母親向けに幼児対象のタイトルをそろえた結果、読書離れが多いといわれる若い世代の市民も図書館に足を運ぶようになり、年間の総貸出数や総来館者数は導入前より増加した」と話している。
この記事は有料記事です。
残り127文字(全文504文字)