2045年推計人口

「自治体存続に関わる」 秋田知事「日本の縮図」

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かつては約4万6000人の人々が暮らした北海道歌志内市。中心部の通りは通行人が途絶え、商店も大半が閉まっていた=30日、渡部宏人撮影
かつては約4万6000人の人々が暮らした北海道歌志内市。中心部の通りは通行人が途絶え、商店も大半が閉まっていた=30日、渡部宏人撮影

 「本当にそこまで減ってしまうのか」--。国立社会保障・人口問題研究所が発表した2045年までの自治体別の将来推計人口。全体的な人口減のペースはやや落ちたが、実際にブレーキがかかったのは、東京都心など首都圏が中心だ。地方の多くの自治体で減少幅が広がり、「県という制度そのものの存続に関わる」などと危機感をあらわにする首長もいた。【山本康介、栗栖健、成田有佳】

 「予測以上の(人口減と高齢化の)加速。非常に危機感を持っている」。秋田県の佐竹敬久知事はそう漏らした。30年で人口は4割以上減り、65歳以上の高齢化率は50%に達し、いずれも全国最悪。「(人口減の進む)日本の縮図が秋田。全国のヒントになる政策を」と語るのが精いっぱいだった。

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