教科書

道徳の「自己評価欄」 専門家から疑問の声も

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道徳の教科書に設けられた自己評価欄=東京都千代田区の文部科学省で2018年3月23日、西本勝撮影
道徳の教科書に設けられた自己評価欄=東京都千代田区の文部科学省で2018年3月23日、西本勝撮影

「『正解』意識させ、価値観の押しつけにつながる」

 中学校で2019年4月から「特別の教科」として正式な教科になる道徳。今年度の教科書検定で合格した8社の8点(全学年で計30冊)の教科書のうち5点には、段階別で自己評価をするページが設けられた。教科化に伴って教員が生徒の成長の様子や学習態度を記述式で評価するが、段階評価は「個人の内面にかかわる道徳になじまない」として避けられた経緯があり、専門家から疑問の声が出ている。

 日本教科書は「心の成長を振り返りましょう」と題したページを巻末に作った。「国を愛し、伝統や文化を受け継ぎ、国を発展させようとする心」のように、学習指導要領に明記された22の内容項目を「中学生で身につけたい22の心」として列挙。それぞれ「意味はわかるけれど、大切さを感じない」から「大切さや意味は理解していて、多くの場面で態度や行動にできている」までの4段階のうち「自分のレベルを判断して〇を付けまし…

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