タリバン

外交加速 和平協議参加の前兆か

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 【ニューデリー松井聡】アフガニスタンの旧支配勢力タリバンがテロを相次いで起こす一方、和平協議参加を促す各国政府との外交交渉を水面下で加速させている。タリバン内でテロの継続を主張する強硬派と、和平協議参加を求める穏健派がせめぎ合っているとの見方もあるが、和平協議に乗り出す前兆と見る向きもある。2001年に米軍が侵攻して以降、事実上の内戦が続いており、収束に向け事態が動き出すか注目される。

 「どのような和平協議であれば参加可能か(タリバン内で)議論している最中だ」。米紙ニューヨーク・タイムズは3月27日、匿名のタリバン高官の話として、タリバンが和平協議への参加を模索していると報じた。アフガンのガニ政権は2月、タリバンを政党として認可することや拘束中のメンバーの釈放などを提案し、和平協議への参加を正式に要請。タリバンは従来、駐留する「米軍など外国軍隊の撤収」を和平交渉参加の条件として…

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