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夢つないで

魅惑のタカラヅカ 宙組公演 シトラスの風-Sunrise- 新トップ2人、夜明けの祝祭

宙組「シトラスの風」より、「夜明け」をイメージした場面で歌う真風涼帆=兵庫県宝塚市で、平川義之撮影

 宝塚大劇場で宙(そら)組が上演中のレビュー「シトラスの風」は1998年の宙組誕生時に上演された同名レビューの改訂版だが、今回は副題に「Sunrise(サンライズ)」が付く。宝塚を代表するレビュー作家の岡田敬二が、この公演でお披露目となる真風涼帆(まかぜすずほ)と星風(ほしかぜ)まどかの新トップコンビのために「宙組の新たな夜明け」との意味を込めた。

     今作は、岡田が美しさや上品さにこだわって84年から作り続けてきた宝塚の王道レビュー「ロマンチック・レビュー」シリーズの20作目でもある。岡田は「宝塚ファンは祖母から母、娘まで幅広い。どの世代にも受け入れられる美を追求してきた」と語る。

     たとえば幕開けで、全員が勢ぞろいする色鮮やかな場面。よく見ると衣装が、舞台の奥にいるメンバーから水色、黄緑色、黄色と段階的に変化している。これはシトラス(柑橘(かんきつ)類)が熟していく様子を表現していて、中央でピンクの衣装の真風は完熟を表すという。「遠目で見ると、一本の木にたくさんの実がなっているように配置にこだわった。ぜひ2階席からも楽しんでほしい」と岡田は言う。

     衣装から音楽、舞台装置の隅々まで、全編を通じて古き良き宝塚の薫りが漂う。一方で後半、燃え上がる太陽のコロナの前で真風が歌う場面は全身からパワーがみなぎっている。「レビューの灯を守りつつ、発展させていきたい」という岡田の強い意思が感じられる。

     併演は「天(そら)は赤い河のほとり」。23日まで。【田中博子】

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