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第103回全国高校野球選手権

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第90回選抜高校野球

準々決勝 智弁和歌山、伝統の力 応援団、気持ち一つに(その2止) /和歌山

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 <センバツ2018>

待望の一発、迷いなく 林晃汰選手(3年)

創成館戦の三回に本塁打を放ち、ベンチで迎えられる智弁和歌山の林晃汰選手=阪神甲子園球場で、森園道子撮影 拡大
創成館戦の三回に本塁打を放ち、ベンチで迎えられる智弁和歌山の林晃汰選手=阪神甲子園球場で、森園道子撮影

 1-4で迎えた三回、「狙っていた」という外角ストレートの初球を迷うことなく振り切り、レフトスタンドに放り込んだ。「負けていたので喜ぶ余裕もなかった」と振り返る。

 右肘の故障で昨年夏の新チーム発足以降、試合出場を長く見送り、今大会で公式戦に復帰した。主砲ゆえに相手チームからの警戒も強い。初戦は相手投手の変化球を打ちあぐねて5打数無安打に終わった。しかし、3回戦の国学院栃木戦では先制の適時三塁打を放って復調ぶりをアピールした。

 高嶋仁監督からは「楽にせえ。ヒットでええんや」とアドバイスを受け、リラックスして打席に立つよう心がけている。

 この日は昨年夏の甲子園・興南(沖縄)戦以来となる公式戦本塁打。主砲の待望のホームランにチームも活気付き、粘りの逆転劇へとつながっていった。

 それでも「自分は本塁打1本のみでこれまで全く打てていない。悔しさとチームメートへの感謝しかない」と省み、次戦でのさらなる奮起を誓った。

10キロなんのその 旗なびかせ声援

10キロの旗を持ちながら声援を送る智弁和歌山応援団の森拓哉さん=阪神甲子園球場で、森田采花撮影 拡大
10キロの旗を持ちながら声援を送る智弁和歌山応援団の森拓哉さん=阪神甲子園球場で、森田采花撮影

 ○…一塁側アルプススタンド最上段では、智弁和歌山の応援団員、森拓哉さん(3年)が紫色の大きな応援旗を掲げながら声援を送った。旗の重さは10キロで、風にはためくと体感重量はさらに増す。10キロのダンベルで腕力を鍛えるなど日々トレーニングに励んできた。

 中学2年の時、夏の和歌山大会決勝で智弁和歌山戦を観戦し、同校の力強い応援団にあこがれた。「旗の重さに負けないよう真っすぐ持って選手と同じ気持ちで応援したい」。好ゲームに沸くスタンドで応援旗を風になびかせていた。

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