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クローズアップ2018

レスリング告発騒動 東京五輪へ改革迫る

 日本の「お家芸」女子レスリングが、栄和人・日本協会強化本部長(57)による五輪4連覇の伊調馨選手(33)=ALSOK=へのパワーハラスメントの告発に揺れている。協会は真っ向から反論したものの、プライベートに踏み込んで過熱する批判の応酬に栄氏側は「人権侵害」と法的手段も辞さない構えだ。伊調選手が口を閉ざしているため、真相ははっきりしないが、本人不在の泥仕合は2020年東京五輪に向け、スポーツ界全体に改革を迫る教訓も多い。【松本晃、小林悠太】

 「栄理事(強化本部長)は東京五輪で至学館大関係者のみが出場するようにすると明言し、全日本合宿で日本体育大学の女子レスリング部出身者に陰湿ないじめに及んでいる」。レスリング関係者が内閣府公益認定等委員会に出した告発状の記述だ。栄氏が指導する至学館大と男子で多数のメダリストを輩出した日体大との確執をうかがわせる。

 栄氏は12年ロンドン五輪で教え子の伊調選手と吉田沙保里選手(35)=至学館大職=がともに3連覇を果たし、日本レスリング協会の福田富昭会長らの後押しで15年3月に男子も含めた強化本部長に就任した。協会幹部によると、告発状にある関係者3人は、伊調選手を指導した日体大コーチの田南部力氏(42)、元日本代表の安達巧氏(51)、五輪メダリストの佐藤満氏(56)で、日体大出身。現在は代表の指導陣から外れてい…

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