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奥ゆかしいカンボジア

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かつて外国人特派員クラブだった「FCC」。現在はレストラン併設のホテルとして利用されている=プノンペンで3月18日
かつて外国人特派員クラブだった「FCC」。現在はレストラン併設のホテルとして利用されている=プノンペンで3月18日

 カンボジアが観光旅行の渡航先として人気を集めている。世界遺産のアンコール・ワットは世界有数の観光地だ。名所旧跡巡りもいいが、カンボジア旅行の真の醍醐味(だいごみ)は別のところにあるという。週末を利用して出かけてみた。

 ●負の遺産も観光

 成田を午前中に出発して、6時間ほどのフライト。午後3時過ぎには真新しいプノンペン国際空港に到着する。観光ビザは空港で取得でき、事前の準備は不要。2016年9月に全日空の直行便が就航し、一気に身近になった。

 カンボジアといえば避けて通れないのが、1975年に全土を掌握したポル・ポト政権時代の負の遺産だ。プノンペン中心部のトゥール・スレン虐殺博物館は、政治犯らを拷問し殺害していた収容所を改修した国立博物館。元は高校だったため、建物の外見は普通の学校にしか見えない。中に入ると、教室だった部屋にベッド1台とさびた鎖。3台ある部屋もある。細かく区切られた独房も多数。拷問に使われた道具が展示され、無数の亡くな…

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