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第93回センバツ高校野球

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第90回選抜高校野球

三重14-9星稜 三重、引っ張る1番

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 <2018 第90回記念センバツ高校野球>

準々決勝(1日・阪神甲子園球場)

 ▽午後5時28分開始(観衆1万人)

三重(三重)

  034000205=14

  022001130=9

星稜(石川)


【三重-星稜】二回表三重1死二塁、梶田が右越え2点本塁打を放つ=山崎一輝撮影 拡大
【三重-星稜】二回表三重1死二塁、梶田が右越え2点本塁打を放つ=山崎一輝撮影

 三重が打撃戦を制した。同点の九回に敵失に乗じ、曲の中前適時打や井上の適時二塁打などで5点を勝ち越した。序盤に梶田の2ランなどで7点を挙げ、追い上げられたものの、逆転されなかったのが大きかった。星稜は3点を追う八回に奥川の中前2点適時打などで追いついたが、要所で投手陣が踏ん張れず、守備も乱れた。

二回に一発、4打点

 鋭い打球が中前に飛んだ。追いつかれた直後の九回無死一、三塁で、三重の3番・曲の中前適時打。三塁から梶田が決勝のホームを踏んだ。

 15安打で打ち勝った三重を勢いづけたのは、3安打4打点の1番・梶田だ。二回、1点を先取した後の1死二塁で内角速球を引っ張り、右翼ポール際へ2ラン。三回には星稜の2番手の本格派右腕・奥川の低めの直球に力負けせず、6点目となる右前適時打を放った。「(2日連投の奥川は)疲れがあったので、真っすぐが伸びてこなかった」と振り返ったが、奥川の好救援で勝ち上がってきた星稜に大きなダメージとなる一打だった。

 身長169センチと小柄だが、打線の中心的存在。俊足のうえに投手の癖を見抜くのが得意で、機動力が持ち味のチームを引っ張る。今大会は15打数6安打と安定した打撃だ。

 三重の選手たちの多くは2014年夏の甲子園準優勝に憧れ、入部してきた。その時の決勝の相手が大阪桐蔭。「挑戦者の気持ちでぶつかっていきたい」と梶田。49年ぶりの準決勝で因縁の相手に挑む。【新井隆一】

【三重-星稜】三重先発の山本大=阪神甲子園球場で2018年4月1日、森園道子撮影 拡大
【三重-星稜】三重先発の山本大=阪神甲子園球場で2018年4月1日、森園道子撮影

不調、打でカバー

 ○…三重は背番号11の右腕・山本大が今大会初登板。投球では6回5失点と不調だったが、打撃で活躍した。二回無死一塁で4球目をバスターで引っ張り、左翼フェンス直撃の先制適時二塁打を放った。貴重な一打に「バスターだったので楽に振り抜けた」と振り返った。三重は初戦の2回戦で右腕・定本が完封、3回戦で右横手・福田が1失点完投していただけに、山本大は「2人が好投していただけに少し悔しい」と複雑な表情だった。

終盤無念の三振

 ○…星稜の追い上げムードを作ったのは8番・東海林。3点を追う二回2死一、三塁で、中越えの2点適時二塁打を放った。六回も先頭で左中間二塁打を放ち、後続の適時打で生還した。だが、3点を追う七回2死三塁で遊飛に倒れ、5点差の九回は空振り三振。「終盤に自分がもっと打てていれば」と悔しがった。

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