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ヒューストン・オープン

ポールターが勝利「自分のときが来るのを待っていた」(PGA Tour)

情報提供:PGA Tour

ヒューストン・オープン 最終日

PGAツアー第22戦 ヒューストン・オープン/テキサス州 ゴルフクラブ・オブ・ヒューストン

ポールターが土壇場でマスターズ出場権をゲット

 イアン・ポールターがまた一つ、大仕事をやってのけた。そして今回は、自分自身のための大仕事だった。

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 ポールターは18番パー4で6メートルのバーディパットを決めて、勝負をボウ・ホスラーとのプレーオフに持ち込んだ。そしてプレーオフ最初のホールをパーで勝利。マスターズへの最後の切符を手にした。

 先週、世界ランキングによりマスターズ出場は確実との誤った情報を伝えられた、その1週間後の優勝だ。

 2012年のライダーカップでの英雄的な活躍を思い出させるような決定的場面をモノにして、勝利をつかんだポールター。今度こそは、本当にオーガスタへの切符を手にした。

「今日は頑張らないといけなかったね」とポールターは1日を振り返る。最終ラウンドのスコアは5アンダー67だ。

 ホスラーも同じく5アンダー67をマーク。バックナインでは4連続バーディを決めて3打差から追いついて逆転した。

 最後18番パー4では9メートルのバーディパットを決めれば優勝が決まっていたところだった。だが、ボールはカップの右縁をなめて外れた。

ボウ・ホスラー(左)は18番パー4でポールターに追いつかれ、プレーオフ1ホール目で敗れた Photo by Stacy Revere/Getty Images

 これにより、ポールターにとっての大舞台が整った。イングランド出身の42歳、ニックネームは「ザ・ポストマン(配達人)」。これまで長年にわたり、大事な場面でのパットを数多く「届けてきた」ことに由来する。

 18番パー4でバーディパットがカップに沈んだとき、ポールターは自分の胸を5回叩いて喜びを表現した。ホスラーにできたのは、ただ笑顔を浮かべることだけだった。

 サドンデスのプレーオフが行われた18番パー4。左が池、右がバンカーという威圧感たっぷりのホールで、ホスラーのボールは2度にわたってバンカーにはまった。第3打のバンカーショットはグリーンを越えて池に落ちた。

 ホスラーが1打罰を払ってボールをドロップする中、ポールターのボールは着実にオン。ホスラーは第5打でようやくグリーンに乗せ、その後2パットでトリプルボギーとした。2人の最終スコアは、通算19アンダー269ストロークだった。

 ポールターにとっては、PGAツアー3度目の優勝だ。米国本土での優勝は、2010年にアリゾナで行われたマッチプレーでの勝利以来、2度目になる。

 つまり、ストロークプレーで行われた米国での大会で勝利するのは、これが初めてということだ。そして、その勝利はこれ以上ないほど素晴らしいタイミングだった。

ポールターの前回の勝利は2012年11月のWGC-HSBCチャンピオンズだった Photo by Scott Halleran/Getty Images

 先週末、テキサス州オースティンで行われたデル・テクノロジーズ・マッチプレー選手権で準々決勝に駒を進めたとき、ポールターは、同大会終了時にはマスターズ出場資格となる世界ランキング50位以内に入ることは確実と伝えられていた。

 だが実際には、マスターズ出場を手にするには、準々決勝で勝つ必要があった。その日ティーオフする前、情報は誤りだったと知らされたポールターは、ケビン・キズナーに8&6で敗れた。

 失望のあまり、ヒューストン・オープンには出場しないことすら考えたという。そして大会初日、1オーバー73というスコアを出した後には、家に帰るために荷物もまとめた。

 ところが、金曜日は予選落ちの代わりに、8アンダー64をマーク。そして週末は65-67で、勝利を手にした。ポールターは次のように語る。

「先週はつらかった。今週、ここに来たときには疲れていた。木曜日はいら立ちを感じていた。でも、耐えたんだ。自分のときが来るのを待っていた。そして今、こうしている。素晴らしいよ」

 2012年、中国で行われたWGC-HSBCチャンピオンズ以来の優勝だ。ライダーカップのフォアボールで5連続バーディを決め、欧州選抜チームに4点差からの奇跡の逆転をもたらした1カ月後の優勝だった。

 マスターズへの出場権に加え、ポールターは世界ランキング30位に浮上。残りのメジャー大会への出場権に向けても、態勢は万全だ。また、今後2年間のツアーへのシード権も手にした。

 1年前、ツアーカードを失いそうになりつつも、ツアー側の事務的なミスで免れたことを考えると、ポールターにとって、このツアーカード確保は非常に大きな意味を持つ。

ジョーダン・スピースは最終日に6アンダー66をマークし、通算16アンダー3位タイに食い込んだ Photo by Josh Hedges/Getty Images

 ホスラーはこの日、プレーオフに入るまでは、バックナインで4連続バーディを決めるなど、ずっと順風満帆のプレーだった。

 14番パー3で9メートルのバーディパットを沈めて首位に並ぶと、15番パー5では第3打のウェッジショットをピンそば1.2メートルにつけ、残り3ホールの時点で単独首位に立った。

 ジョーダン・スピースはこの日、6アンダー66でプレーし、4アンダー68だったエミリアーノ・グリロとともに通算16アンダー3位タイでフィニッシュした。マスターズに向けて、いい流れをつかんだ。

 スピースにとっては、2017年9月にボストン郊外で行われたデル・テクノロジーズ選手権を2位で終えて以来のベストフィニッシュだ。

「今週の目的は達成したよ」とスピース。

「ここ最近の2試合で大きく前進した。来週がとても楽しみだ」


情報提供:PGA Tour

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