メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

読書日記

著者のことば 木下光生さん 現代の「病巣」の背景

木下光生・奈良大准教授=大阪市北区で2018年3月5日、加古信志撮影

 ■貧困と自己責任の近世日本史 木下光生(きのした・みつお)さん 人文書院・4104円

 <二一世紀日本は、なぜ、かほどまでに生活困窮者の公的救済に冷たい社会となり、異常なまでに「自己責任」を追及する社会となってしまったのか>

 「現代社会に対する『怒り』が執筆の原点になった」。日本近世史が専門の奈良大教授が、近世日本の村社会を基点に、残された史料を読み解き、さまざまな歴史的考察を試みた。そこから見えてきたのは、「江戸時代の農村は貧しかった」という従来の単一的な歴史観とは異なる事実だ。

 大和国吉野郡田原村(現奈良県宇陀市)で1808年に作成された「去卯年御田畑出来作物書上帳(さるうど…

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 池袋暴走、ドラレコに音声 87歳男性「あー、どうしたんだろう」同乗の妻の問いに
  2. 池袋事故 87歳運転の車は150m暴走 自転車の母娘死亡
  3. 池袋暴走事故 亡くなった松永さん親族ぼうぜん「だまされているような」
  4. 池袋で乗用車とごみ収集車が衝突 女性と子供が意識不明 10人けが
  5. 後絶たぬ高齢ドライバーの事故 操作ミス原因が最多

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです