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第103回全国高校野球選手権

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センバツ 三重、4年越し雪辱誓う 準決勝、きょう大阪桐蔭戦 /三重

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 <第90回記念選抜高校野球>

 センバツで49年ぶりの4強入りを遂げた三重は3日の準決勝で、連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)と対戦する。準優勝した2014年夏の決勝で敗れた因縁の相手であり、雪辱を期す舞台となる。大阪桐蔭の強力打線を三重の豊富な投手陣がどう封じるか。マスクをかぶる東亮汰捕手(3年)は「相手打線をしっかり研究して4年越しのリベンジを果たす」と燃えている。【森田采花】

東捕手「攻めのリードで」

 準決勝を翌日に控えた2日、チームは兵庫県西宮市のグラウンドで練習に励んだ。右横手の福田桃也、右の本格派の定本拓真と山本大雅、左の吉井洸輔の3年生4投手をリードする東捕手は球筋と球威から投手陣の状態の把握に努めていた。

 大阪桐蔭は花巻東(岩手)との準々決勝で17安打で19点を挙げた。「大阪桐蔭は相手投手の決め球を狙い、投手の自信を損なわせにくる。そうならないように緩急をつけたい」と警戒を強めた。

 「自分のリードはまだまだ」と自己評価は辛口だが、今大会の快進撃を支えているのが、東捕手の強肩とリードだ。日大三(東京)との2回戦では、2度盗塁を阻止し、定本投手の完封を後押しした。乙訓(京都)との3回戦では、福田投手の多彩な変化球を生かした組み立てで相手打線に的を絞らせず、1失点完投に導いた。星稜(石川)との準々決勝は、山本、吉井、定本の3投手をリードし、どうにかしのいだ。

 主将の定本投手は「4年前の夏に決勝で負けた大阪桐蔭ともう一度戦うための実力はつけてきた。両チーム、投手がかぎになるので先輩たちの思いも背負って戦う」と固く誓い、福田投手は「相手は走攻守全てにおいて強い。でも気持ちで負けず自分の投球を見せたい」と語る。

 今の3年生のメンバーが1年の時、大阪桐蔭には練習試合でコールド負けしているという。東捕手は「あのころより強くなって、はい上がってきた。投手力では負けていない。弱気にならず、ガンガン攻めるリードをしたい」と意気込んでいた。

〔三重版〕

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