原発事故

神戸へ避難の女性、宮城の中学教諭に

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東日本大震災の追悼行事で、再会した兵庫県からのボランティアらと話す池添麻奈さん(右)=宮城県名取市で3月11日
東日本大震災の追悼行事で、再会した兵庫県からのボランティアらと話す池添麻奈さん(右)=宮城県名取市で3月11日

 2011年の東京電力福島第1原発事故に伴い、神戸市に2年前まで避難していた池添麻奈さん(35)が今春、宮城県の公立中教諭に採用された。神戸では兵庫県嘱託職員として東日本大震災の被災地支援ボランティアに携わったが、「自分だけ逃げた」と悩んだこともあった。そんな時に「先生になる夢をかなえて」と励ましたのは、阪神大震災で被災した職場の友人らだった。「人を支えられる人間に」。池添さんは教壇から子供たちに伝えるつもりだ。

 池添さんは原発事故が起こった時、福島県富岡町の中学校で講師をしていた。町全域に避難指示が出され、約2週間後に同県南相馬市に住む両親と共に、親類がいる神戸に避難。兵庫県の被災者雇用制度を活用し、11年5月からボランティア団体などを支援する「ひょうごボランタリープラザ」で働き始めた。

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