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福岡市

LGBTカップル1号 九州で初

パートナーシップ宣誓制度の受領証を手にする石崎さん(左)と山下さん=福岡市役所で2018年4月2日、蓬田正志撮影

 福岡市で2日、九州で初めてとなるLGBTなど性的少数者のカップルを公的に認証する「パートナーシップ宣誓制度」がスタートし、利用者への受領証の交付が始まった。1組目のカップルは、市内に住む石崎杏理(あんり)さん(33)と会社員の山下みほさん(27)。石崎さんは「社会的にも祝福されている気持ちになってうれしい」と語った。

 2人は宣誓書に連名で署名した後、高島宗一郎市長から運転免許証サイズの受領証を受け取った。市営住宅の入居や市立病院での病状説明などが受けられるようになる。

 石崎さんは戸籍上は女性だが、中学時代にセーラー服を着ることに苦痛を感じ、現在は男性として社会生活を送る。2013年には「家族として支え合って生きていこうね」と山下さんと暮らし始めたが、重い病気にかかった際、病院で互いが家族として扱ってもらえるかなど不安があった。制度を利用することで石崎さんは「そういった不安は少し和らいだ」と話す。

 しかし一方で、扶養控除など婚姻制度の家族と同様の恩恵は受けられない。LGBT支援団体の代表も務める石崎さんは「少しずつ声が広がっていくことで全体が変わっていくことを願っている」と話した。【蓬田正志】

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