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第93回センバツ高校野球

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センバツ 三重、十二回力尽く 全力プレーに拍手(その2止) /三重

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 <第90回記念選抜高校野球>

涙声「よく頑張った」

 ○…一塁側アルプススタンドでは、松阪市の自宅を寮として三重野球部の選手たちの面倒を見ている杉野巧さん(62)がメガホンを揺らして声援を送った。

 杉野さん宅には定本拓真主将や山本大雅投手(3年)らが住み込んでいる。マウンドに立つ定本主将に「頑張れ、定本!」と熱心に声をからしていた。

 延長に入り制球が乱れ、四球を出しても「きっちりした性格だから大丈夫。丁寧に投げれば三振を取れる」とさらに大きな声で応援していた。最後の一球を左中間にはじき返され、サヨナラ負けした瞬間も「よく頑張った!」と涙ながらに誰よりも大きな声で叫んでいた。

松阪でPV 130人が声援

 甲子園へ声援を送ろうと、三重の地元の松阪市本町の市産業振興センター3階では、パブリックビューイング(PV)が開かれた。

 三重高OBや少年野球チームの小学生、春休みの親子連れら約130人が参加した。山本芳敬・市議会議長と山路茂、永作友寛両副市長が応援団長を務め、プロジェクターでスクリーンに映し出されたグラウンドに向け手旗を振った。

 「フレー、フレー」「頑張れ、頑張れ」--。三回の先制時には「バンザイ」を三唱し、惜しくも敗れても「よくやった」との声が飛び、大きな拍手が湧き起こった。

 49年前の優勝メンバーを同級生に持つ松阪市石津町、元調理師、藤田幸生さんは「先制し、満塁のピンチも切り抜けた。紙一重の差だけに惜しいけれど、夏に向けて実力を伸ばしてほしい」と期待を込めた。【橋本明】

〔三重版〕

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