メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

見聞録

春日山原始林(奈良市) シカなどの食害、若木育たず 啓発で保全の輪を /奈良

春日山原始林を背に、森が枯れゆく状況への危機感を語る杉山拓次さん=奈良市雑司町の春日山遊歩道で、数野智史撮影

 世界遺産「古都奈良の文化財」の一つ「春日山原始林」(奈良市)が、若木の“後継者不足”に陥っている。森を主に構成するカシやシイといった巨木の若木がシカなどの食害で育っていないことが、大きな要因と考えられている。シカをシンボルに自然との共生をPRしている奈良だが、地元の保全団体は「森の目線も加えて100年、200年後を見据えなければ、手遅れになる」と警鐘を鳴らしている。【数野智史】

 春日大社(奈良市)付近から、春日山原始林を通って若草山(標高341メートル)頂上まで続く春日山遊歩道。たくさんの巨木がそびえる中、枯れた直径数メートルのカシの真上を見ると穴を開けたように青い空が広がる。「このような場所を『ギャップ』と呼びます。ギャップから光の注ぐ所に何が育っているかを観察すると、次の森がどんな姿になるかが見えてきます」

この記事は有料記事です。

残り843文字(全文1204文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ナイトクラブや風俗業、休業補償の対象外 厚労省「公金助成ふさわしくない」に批判

  2. 石川の路線バス男性運転手が感染 金沢や野々市で3日に403便運休へ

  3. ファクトチェック マスクは首相の地元・山口県の企業が受注? 「全世帯配布」で駆け巡ったツイート

  4. 「6月に消費税0%」で令和の恐慌を防ぐ

  5. 「かっこよかった」「生き方教わった」最高齢ライオン・ナイル 死の前々日まで咆哮 京都市動物園

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです