選抜高校野球
大阪桐蔭・藤原「やっと4番の役割できた」
毎日新聞
2018/4/3 21:05(最終更新 4/3 23:35)
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○大阪桐蔭(大阪)3-2三重(三重)●
ワンバウンドで左中間フェンスに当たった打球ははね返らずに、そこにとどまった。延長十二回2死一塁、大阪桐蔭・藤原の適時二塁打で、一塁から青地が生還。甲子園初のタイブレーク制度が適用される延長十三回に入る直前に決着をつけ、藤原は「やっと4番の役割ができた」と笑った。
右膝痛を抱えて俊足を生かせないため、今大会は本来の1番から打順変更。しかし、三重の先発右腕・定本のフォークに空振り三振を喫するなど、5打席目までタイミングが合わずに無安打だった。西谷監督から「考え過ぎなので、振っていけ」とアドバイスされ、迷いは消えた。6打席目は直球に絞ってフルスイングを意識すると、低めにきた初球の直球を逆方向に運んだ。
チームは今大会4試合目で初めて先行を許したが、リードされる展開も想定して練習を積んでいた。1点を追う九回無死一塁、山田の送りバントが捕邪飛に終わっても「失敗した後に仕掛けるように言ってきた」と西谷監督。続く石川、小泉の連打で追いついたが、いずれも走者も盗塁を狙ってのランエンドヒット。追い込まれても攻めの姿勢を貫いた。
1991年夏に初めて決勝に進出してから、過去春夏6回の甲子園決勝で敗れたことはない。藤原は「日本一に向けて一丸となって戦いたい」と言葉に力を込める。決勝不敗神話を継続させ、史上3校目の春連覇を奪いにいく。【藤田健志】
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