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メディア時評

沖縄の近現代史に光を=江上能義・早稲田大名誉教授

 その名に聞き覚えのある歌人の記事が大きく掲載された。戦後の熊本で短歌を詠み続け、1999年に亡くなった桃原邑子(ももはらゆうこ)さんの歌集「沖縄」が新装版として出版されたと報じられていた(毎日新聞3月2日夕刊、西部紙面のみ)。私がこの歌人について知ったのは、琉球大から早稲田大に移った翌年の2004年に、文学部の女子学生から卒論の指導を依頼されたのがきっかけだった。沖縄の歴史を学びたかった彼女は熊本県芦北郡の出身で、桃原さんが隣町で暮らしていたと知りテーマに選んだのだった。異郷の地で沖縄を詠み続けた桃原さんの歌は、深い怒りと悲しみに満ちていた。

 桃原さんは沖縄戦を体験していないが、台湾での旧日本軍の特攻機の事故で長男の良太さんを失い、沖縄戦で…

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