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多摩動物公園

「動物と岩手の郷土芸能」コラボ楽しく体験

勢いのある鹿踊の舞を披露する踊り手たち=東京都日野市の多摩動物公園で2018年3月18日、斉藤三奈子撮影

「鹿踊」パフォーマンス紹介や「鹿頭」製作のイベント

 岩手県に伝わる郷土芸能「鹿踊(ししおどり)」のパフォーマンスを紹介したり、踊りに使う鹿頭(ししがしら)を子どもたちと一緒に作ったりするイベントが、東京都日野市の多摩動物公園で開かれた。子どもから大人まで、動物と伝統文化の関わりを楽しく体験した。

     踊りを披露したのは、一関市の「行山流舞川鹿子躍(ししおどり)保存会」の佐藤裕(やす)夫さん、郷土の踊りを伝える有志グループ「東京鹿踊」の小岩秀太郎さんら8人。鹿の角、馬の尾の毛をつけた鹿頭をかぶり、腰に付けた太鼓をたたいて歌い踊った。

     鹿踊は江戸時代中期、現在の宮城県南三陸町戸倉で生まれた「行山流水戸辺鹿子躍」が源流。いったん途絶えたが、1993年に保存会が復活させた。東日本大震災の津波で鹿頭や衣装を全て失ったが、保存会が作り直し、活動を続けている。

     鹿頭を作るワークショップには、小学生ら約10人が参加した。プラスチック製のざるに、段ボールを切り抜いて作った鹿の角を取り付けて土台を制作。そこに、園内で手に入れたクジャクの羽根、松ぼっくりなどをあしらい、オリジナルの鹿頭を作った。

     小学生の男児は「材料選びが楽しくて時間がかかった。家に持ち帰って完成させたい」と話していた。【斉藤三奈子】

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