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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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旧優生保護法を問う

手術増加へ、親族も調査 北海道、52年・保健所長に通知

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旧優生保護法下の北海道の4親等遺伝調査項目
旧優生保護法下の北海道の4親等遺伝調査項目

4親等内に全29項目 芸能に興味/勉強嫌い 隣人・知り合いに聞き込み

 北海道が旧優生保護法(1948~96年)に基づく強制不妊手術の対象者を決める際、4親等以内の親族の性格や身体状況、嗜好(しこう)など全29項目の調査を徹底するよう保健所に通知していたことが判明した。障害の遺伝性を調べるのが目的だったとみられるが、「芸能に興味」「勉強嫌い」「短気」など根拠の不明な質問も数多く記されていた。【日下部元美、安達恒太郎】

 都道府県の遺伝調査の詳細な内容が明らかになるのは全国的に珍しい。専門家は、手術対象者だけでなく、親族にも人権侵害が及んでいた可能性を指摘する。

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