旧優生保護法を問う
手術増加へ、親族も調査 北海道、52年・保健所長に通知
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4親等内に全29項目 芸能に興味/勉強嫌い 隣人・知り合いに聞き込み
北海道が旧優生保護法(1948~96年)に基づく強制不妊手術の対象者を決める際、4親等以内の親族の性格や身体状況、嗜好(しこう)など全29項目の調査を徹底するよう保健所に通知していたことが判明した。障害の遺伝性を調べるのが目的だったとみられるが、「芸能に興味」「勉強嫌い」「短気」など根拠の不明な質問も数多く記されていた。【日下部元美、安達恒太郎】
都道府県の遺伝調査の詳細な内容が明らかになるのは全国的に珍しい。専門家は、手術対象者だけでなく、親族にも人権侵害が及んでいた可能性を指摘する。
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