中野サンプラザ

解体へ 区長表明「2024年度前後に」

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中野サンプラザ(右)と東京都中野区役所。区は2024年度前後の取り壊しを検討している=JR中野駅北口前で2018年4月5日、福沢光一撮影
中野サンプラザ(右)と東京都中野区役所。区は2024年度前後の取り壊しを検討している=JR中野駅北口前で2018年4月5日、福沢光一撮影

 東京のJR中野駅北口前にある中野区役所と中野サンプラザについて、中野区の田中大輔区長は5日の記者会見で、2024年度前後に取り壊す考えを示した。跡地に最大1万人収容のアリーナを建設し、コンサートやスポーツイベントなどに活用する。田中区長は「サンプラザのDNAを引き継ぎ、中野区のシンボル的なランドマークになっていけばいいと思う」と述べた。

 区は16年3月、区役所・サンプラザ地区に「1万人アリーナ」を建設する再整備実施方針案を策定。昨年12月から今年3月にかけて計4回、スポーツ庁委託事業として、野村不動産や清水建設、電通などが入った「中野駅新北口アリーナ整備官民連携協議会」を開き、今回の「1万人アリーナ」のあり方をまとめた。中野サンプラザホールや周辺のまちが培ってきた中野の文化やブランドを生かし、アリーナを起点としたまちづくりを行う…

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