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がん克服

歩いて支援 日本対がん協会 経験者らと交流 金沢 /石川

石川県立中央病院に到着する垣添忠生さん(右端)=金沢市鞍月2の同病院で、日向梓撮影

 早期の発見と治療でがん撲滅を目指す東京都の公益財団法人「日本対がん協会」=垣添忠生会長(76)=のメンバーは2月から、がんの経験者「サバイバー」を支援するため全国の病院を巡っている。6日は金沢市の県立中央病院などで県内のサバイバーらと交流した。

     垣添会長自身も大腸がんと腎臓がんを経験。妻もがんで亡くし、「半身を失ったようにつらく、浴びるほど酒を飲んだ時期もある」。だが妻が悲しむと思って暴飲をやめたという。垣添会長は、知識があったから自分ががんと分かっても恐怖はなかったという。だが「一般の人は、知識不足で不安や孤独を感じてしまう」といい、昨年6月、患者らが交流して正しい知識を得られる「がんサバイバー・クラブ」を設立した。

     会員数を増やそうと、2月からは全国の病院やがんセンターを公共交通機関を使いながら歩いて訪れている。1日30~40キロも歩くと、がんに関心のない人との交流も生まれるといい、通りかかったタクシーの運転手から寄付金をもらったこともある。

     石川は16府県目で、約3500キロの道のりの折り返し地点。この日はJR美川駅(白山市)から県立中央病院(金沢市)までの約20キロを歩いて交流した。 今後は富山県や新潟県などを経由し、7月23日に終着点の北海道がんセンター(札幌市)に到着予定だ。「この10年で在宅治療などに関する法の整備も進んだ。声を上げ続けることが大事」といい、体の許す限り徒歩で訴えていくつもりだ。【日向梓】

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