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手探りの道徳

教科化元年/下 いじめ減少「未知数」 生活指導と混同多く

来春の教科化を前に国の検定に合格した中学校の道徳教科書。8社の教科書すべてが「いじめ」の問題を取り上げている=東京都千代田区の文部科学省で、西本勝撮影

 「友だちに親切にしたいと思います」。大学3年生による「友情」がテーマの道徳の模擬授業は、児童役が「決意表明」をして終わった。千葉県八千代市にある秀明大学校教師学部の道徳教育論の講義。生形(うぶかた)章教授(63)は「子どもに『正しく生きる』と宣言させることが授業の目的じゃないよ」と教員役の学生に諭した。

 生形教授は東京都内の小学校の元校長。道徳が教科になると決まった直後の2015年4月から、秀明大で教員を目指す学生を教えている。講義は半期で15回。教科化の背景や授業の組み立て方を指導し、最後の4回で40人の学生を8組に分けて模擬授業をさせる。講義では「生活指導と混同しては駄目」と強調するが、学生自身が子どもの頃に受けた授業のイメージが強く、模擬授業は半分ほどが決意表明をさせる形になってしまう。

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