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熊本地震2年/1(その2止) 仮設団地の自治困難 退去増え、役員選べず

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木山仮設団地の集会所で手芸サークルに集う女性たちと談笑する荒瀬さん(左)=熊本県益城町で、福岡賢正撮影
木山仮設団地の集会所で手芸サークルに集う女性たちと談笑する荒瀬さん(左)=熊本県益城町で、福岡賢正撮影

 

 熊本県甲佐町の白旗仮設団地で暮らす西本浪子さん(82)の夫安幸さん(82)が脚立から落ちて背中を痛めたのは、熊本地震被災者の医療費窓口負担免除が打ち切られて間もない昨年10月。しばらく辛抱を重ねたが我慢できずに受診したところ、骨折と診断され入院を強いられた。

 しかし田畑にも行けなくなり、治療費を心配する安幸さんは完治する前に無理を言って1カ月で退院。10日後には看病などの心労からか、今度は西本さんが突然胸苦しさに襲われ、救急搬送されて入院する事態に陥った。

 だが、彼女も治療費が気になり、体調不安のまま半月後には仮設に帰った。2カ月後、再び安幸さんの症状が悪化し、背骨を手術せざるを得なくなった。安幸さんは早く退院したいと願っている。

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