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時代の風

ロシア外交官の追放 怒りの意思表示に価値=ビル・エモット 英誌「エコノミスト」元編集長

=藤井太郎撮影

 ロシアは法的にも倫理的にもルールを破ることを楽しんでいるように見える。どう対処すればいいのだろう。経済制裁か。外交官の国外追放か。主要8カ国(G8)からの排除か。それとも対話による説得か。明確な答えはない。何もせずロシアの好きなように振る舞わせることが、良い選択肢でないことは明らかだ。

 英国のソールズベリーで3月4日、何者かが旧ソ連が開発したとされる猛毒の神経剤を使い、ロシア軍情報部門のスクリパリ元大佐と娘を殺害しようとした。化学兵器が使用されたことに西側諸国は異例の連帯を示した。英国など29カ国と北大西洋条約機構(NATO)は、露外交官約150人を追放したのだ。意外だったのは、トランプ米大統領が迅速かつ精力的に英国にならい、露外交官60人を追放、シアトルの露総領事館を閉鎖したことだ。

 大きな論点は、外交官追放による報復が正しい方策かどうかである。吉と出るか、凶と出るか。さらには、正当化されるのか。

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