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ストーリー

震災前、行方不明になった18歳(その2) 巻き込まれた運命

震災後に清水沙也香さんの遺体が見つかった現場付近。沿岸部は津波が押し寄せた。両親は発見現場を一度も訪れたことはなく、「行きたくない」と話した=福島県南相馬市小高区で

 

 ◆福島・女子高生遺体 2枚の検案書

捜索警官、津波が襲う

 「ちょっと外出してくる」

 2011年2月19日午後6時過ぎ、福島県南相馬市の高校3年生、清水沙也香さん(当時18歳)は財布も持たず、自宅を出ようとした。スエットにキティちゃんのサンダル姿。「誰かと会うの?」。父親の義勝さん(55)が尋ねると、交際相手の男性(当時24歳)の名を挙げた。

 男性とは前年の夏祭りで知り合った。「すぐ戻るから」。しかし午後10時を過ぎても戻らず、母親(57)は同10時半ごろ、男性の携帯電話を鳴らした。

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