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渡辺保・評 『宮本研エッセイ・コレクション 1 夏雲の記憶』=宮本研・著、宮本新・編

 (一葉社・3240円)

戦後演劇の転換期を生々しく描く

 足尾銅山の鉱毒事件を扱った戯曲「明治の柩」や原爆を投下したアメリカ人飛行士を描いた「ザ・パイロット」を書いた、戦後演劇の代表的な劇作家の一人宮本研のエッセーを集めた全四巻のうちの第一巻。一九五七年からの十一年間、新聞雑誌パンフレットに書かれた随筆、考察、批評、書評とさまざまな文章が集まっている。したがってどこから読んでも自由な楽しさがある。編者は息子宮本新。

 一方一貫している作者の姿勢も鮮明である。その重要なポイントはおよそ三つある。

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