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/下 高齢者、療養の質を向上

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専門家の指導を受けながら入所者の口腔ケアをする「マナハウス」の職員=福岡市西区で、有田浩子撮影
専門家の指導を受けながら入所者の口腔ケアをする「マナハウス」の職員=福岡市西区で、有田浩子撮影

 超高齢社会を迎え、在宅で療養する高齢者はさらに増えることが見込まれる。介護施設や自宅での口腔(こうくう)ケアは、誤嚥(ごえん)性肺炎の予防や、食べたり話したりする機能の維持に重要だが、不適切なケアはかえってリスクを高める。専門家を含む多職種の連携が鍵を握っている。【有田浩子、堀井恵里子】

施設で実践、肺炎の入院半減

 「入れ歯を取りますね」。洗面所の鏡に向かうお年寄りの耳の近くで、職員が声をかけた。福岡市西区の特別養護老人ホーム「マナハウス」。職員が訪問歯科医から受けている口腔ケアの実習指導の一場面だ。

 入れ歯を丁寧に洗い、よく絞ったスポンジで舌の汚れを取り、続いて歯磨き。さらに舌のリハビリ、頬のマッサージと、手順通りに進める。約10分で一連のケアを終えた。

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