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シリア

露再び空爆40人死亡 東グータ、戦闘激化の恐れ

東グータ地区

 【カイロ篠田航一】内戦が続くシリアの首都ダマスカス近郊の東グータ地区で6日、アサド政権軍と政権を支えるロシア軍による空爆があり、在英民間組織・シリア人権観測所などによると、子供8人を含む40人が死亡した。同地区に立てこもる反体制派武装組織「イスラム軍」の一部は既に政権側との交渉に応じて撤退を始めたが、強硬派が徹底抗戦を主張しており、政権軍がこの残留勢力の排除に乗り出したとみられる。空爆は10日ぶりと伝えられ、沈静化していた戦闘が再び激化する可能性もある。

     一方の「イスラム軍」も7日、ダマスカス市内に砲撃を加え、政権側支配地域にも複数の死傷者が出ている模様だ。

     6日に空爆があったのは、同地区内で「イスラム軍」が拠点とする町ドゥーマ。政権軍は既に東グータ地区全体の95%を掌握しており、完全制圧を目指している。

     2011年に始まったシリア内戦は、ロシアやイランの支援を受けるアサド政権側が優位を確立している。東グータ地区は首都近郊に残る数少ない反体制派の拠点で、政権軍が攻撃を本格化させた2月中旬以降、死者は1600人を超えた。同地区は13年以降、政権軍に包囲されていたが、3月に住民の避難が始まり、住民約40万人のうち10万人以上が脱出したとみられる。

     同地区で政権軍と交戦する反体制派のうち、武装組織「アフラル・シャム」などの勢力は交渉に応じて3月下旬に撤退。バスに分乗し、国内の別の反体制派拠点であるシリア北部に移動した。

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