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柔道

女子52キロ級、角田夏実が初V 全日本選抜体重別

女子52キロ級で優勝し、メダルを手に笑顔を見せる角田=福岡国際センターで2018年4月8日、徳野仁子撮影

 柔道の世界選手権(9月・バクー)の代表選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権は最終日の8日、福岡国際センターで男女7階級が行われた。女子52キロ級は昨年の世界選手権2位の角田夏実(了徳寺学園職)が決勝で同優勝の志々目愛(同)を破って初制覇した。

     男子90キロ級は24歳の長沢憲大(パーク24)が決勝で、2016年リオデジャネイロ五輪金のベイカー茉秋(日本中央競馬会)を破り初優勝。同100キロ超級は元世界王者の小川直也氏の長男雄勢(明大)がリオ五輪銀メダルの原沢久喜(日本中央競馬会)に反則勝ちし、初めて制した。

     女子48キロ級は準決勝で世界女王の渡名喜風南(パーク24)に勝った山崎珠美(自衛隊)が初優勝した。

    角田「また柔道が楽しくなってきた」

     不調に陥っていた女子52キロ級の25歳・角田が復活した。準決勝で、代表選考の対象大会を2連勝した17歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)に一本勝ち。決勝は、世界選手権決勝で敗れた志々目に雪辱を果たした。「ここで優勝しないと、この先はないかなと思っていた」と表情を緩めた。

     2分28秒で2個目の指導を受けて劣勢になっても、集中していた。ゴールデンスコア方式の延長46秒。「入れる感じがした」と相手の動きを読み切り、得意のともえ投げを決めた。

     昨年の世界選手権準優勝で注目度が上がり、「練習も見られている感じがした」と自分を見失った。元々柔道を楽しみたいと強豪ではなく、東京学芸大に進んだほど。準々決勝敗退した12月のグランドスラム東京の試合後は「柔道が楽しくない」と涙した。年末の国際大会でも7位に終わったことで「吹っ切れた」。攻めのリズムに緩急をつける自分の柔道に立ち返り、復調のきっかけをつかんだ。

     今秋の世界選手権の第1代表は逃したが、今大会の優勝で2人目の代表に選ばれる可能性を残す。試合後は「また柔道が楽しくなってきた」と角田。無心で初代表をつかんだ昨年のような笑顔を見せた。【松本晃】

    選手ひとこと

     渡名喜風南 相手が有利だろうが技に入ることができるのが自分の長所だったが、それでは勝てなくなってきた。直していきたい。

     芳田司 女子57キロ級は海外選手も含め誰も突き抜けていない。勝負に出るときは思い切って出ることを心がけたい。

     ベイカー茉秋 肩は特に問題ない。完敗。やっとここまで戻ってきたという気持ちとまだ力不足という気持ち。

     小川雄勢 (21歳で初優勝) 昨年(の選抜は)1回戦で力の差がある負け方で、1年間その悔しい思いでやってきた。昨年より強くなったと結果で残すことができてうれしい。

     志々目愛 悔しい。(過度に)警戒して守りに入ってしまったのが反省点。相手に組み(手でも技を)止められて、自分の攻めができなかった。反省を次につなげたい。

     阿部詩 (世界選手権の有力候補で大会を迎え)すごいプレッシャーを感じ、体が思うように動かなかった。(一本をとられたともえ投げは)受け止められると思ったけど、甘かった。

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