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柔道

小川雄勢、初優勝 父・直也氏が太鼓判「もっと強くなる」(スポニチ)

初優勝を父・直也氏(左)から祝福される小川雄勢=スポニチ提供

 柔道の全日本選抜体重別選手権最終日は8日、福岡国際センターで男女計7階級が行われ、男子100キロ超級は小川雄勢(21=明大)が3度目の出場で初優勝を果たした。92年バルセロナ五輪銀メダリストの父・直也氏(50)が見守る中、準決勝で王子谷剛志(旭化成)、決勝で原沢久喜(日本中央競馬会)と実力者2人を連破。今月29日の全日本選手権(日本武道館)の成績次第では、初の世界代表に選出される可能性が出てきた。大会後には強化委員会が開かれ、9月の世界選手権(バクー)代表12人が決定した。

     今大会の大トリとなった決勝。小川は先に指導2となり後がなくなったが、原沢が疲れ始めると先に攻撃を仕掛けて主導権を奪い返した。ゴールデンスコアの延長37秒に相手指導で並び、同1分28秒、攻撃をしのぐのに手いっぱいになった相手に3つ目の指導が飛んで勝負あり。大学2年で初制覇した父には2年後れを取ったが「素直にうれしい。最後は気持ちの勝負」とはにかんだ。

     直也氏は「俺の中ではもっと強くなるイメージがある。まだ物足りない」と評するが、身の丈に合った戦術で3試合を勝ち抜いた。原沢や全日本選手権2連覇中の王子谷に技術や経験は劣るが、若さゆえのスタミナは無尽蔵。同世代対決となった1回戦を含め、全試合が延長戦に入っての相手指導3による一本勝ち。「武器は大いに生かしなさいと。そういう戦術が取れるのは、ある程度力が付いてきたから」と息子を称えた。

     まだまだ話題先行だった昨年。6月の全日本学生優勝大会(団体戦)で準決勝、決勝と星を落としてチームに迷惑を掛けたことが、飛躍の原点となっている。特に「誰よりも強い」と意識するあまり、相手研究を怠っていた面を変革。今年2月のグランドスラム(GS)パリ大会で、昨年12月のGS東京大会決勝で勝ったリオ五輪100キロ級王者のクルパレク(チェコ)に敗れたことが、“考える柔道”を深化させた。

     これで国内開催の大会では、昨年11月の講道館杯から3大会連続優勝。大学4年で全日本を初制覇した直也氏に並べば世界代表は濃厚だ。小川は「力を最大限に発揮したい」と日本柔道界の頂点に目を向けた。(スポニチ)

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