鉢形城

「その後」に注目 歴史館で企画展 来月13日まで 寄居 /埼玉

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 戦国時代に関東一円を治めていた北条氏の有力な支城だった鉢形城(寄居町)の跡は1932年に国史跡に指定され、現在も発掘調査が続いている。服従しない北条氏を豊臣秀吉が滅ぼした1590年の小田原征伐の際、1カ月の籠城(ろうじょう)戦の末に開城し、その後の様子を伝える記録はほとんど残っていない。謎が多い開城後に焦点を当てた企画展「鉢形城その後」が鉢形城歴史館(同町鉢形)で開催されている。

 鉢形城は徳川家康の関東移封後に廃城となり、鉢形領は代官が支配した。だが派遣された代官が、城に代わって支配の拠点とした陣屋をどこに置いたのかも分かっていない。ただ、広大な城跡の伝逸見曲輪(でんへんみくるわ)や笹曲輪(ささぐるわ)の一部には北条氏以前の時代の石積み土塁とは工法が異なった石垣が見つかっている。江戸時代に代官が陣屋を置くために城の一部を改修した可能性があるといい、昨年から始まった伝逸見曲…

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