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木のきもち

家具の街・大川ブランド 取り組み進化 日用品、食品などの商品も開発 /福岡

 家具の街・大川をPRし、盛り上げる狙いのブランド「木のきもち」の取り組みが進化している。10年前に大川商工会議所青年部を中心に始まり、新名産品作りを目指した多業種参加が特徴。商品ラインアップは軽家具や日用品、食品など15品目に上り、東京の百貨店での展示・販売も始まった。【上田泰嗣】

     この活動は2007年、青年部メンバーの「大川にはお土産品がない」との指摘から始まった。木工業者の倒産が相次ぐ中で「何かしなければ」と有志が集まった。家具以外の魅力発信の必要を感じながら土産物開発に取り組んだ。木製名刺入れや丸太をイメージした洋菓子バウムクーヘンを作った。

     その後、人力飛行機の能力を競うテレビ番組にも木製機で出演し大川をPR。市制60周年の14年度には「木のきもち」のブランド化を打ち出し、ロゴマーク作りや商標登録をした。デザイナーの関光卓さん(43)を総合プロデューサーに迎え商品開発が活発化した。

     ブランドのキャッチフレーズは「大川の魅力のかけらを贈ります」。大川商議所地域ブランド推進協議会の木のきもち部会長を務める酒見智大さん(41)は「木工に限らず、大川のいろんな良さを伝えたい」と話す。

     ユニークな製品が多く、洋間に合う神棚▽幼児用の脚立▽角材を使った皿--などが目を引く。シンプルでモダンなデザインは評価が高く組子の時計は昨秋、久留米大のコンテストで筑後川ブランドとして認定された。

     関光さんは「根っこは部会の皆さんの日ごろの生活。ユーザーにいいものをと考えている」と、現代のライフスタイルに合わせた製品作りを心掛ける。木製品以外でも、特産のイ草や有明海のノリ、郷土菓子の黒棒などを資源として再発見しブランド化した。

     今年1月からは東京都立川市の伊勢丹立川店に進出。今のところ食品を除く12品目を扱う。大川のPRが主目的のブランドだが、関光さんは「今年度は販売方面にも力を入れる」と新展開を視野に入れる。酒見さんも「買ってもらうことで大川の名を広められる。更に魅力を発信したい」と意欲を見せた。

    〔筑後版〕

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